中古カメラフェア危機? ― 2014/06/01 23:00
渋谷28オフミ ― 2014/06/01 23:30
5月の最高気温(名古屋33.3℃) ― 2014/06/03 22:00
5月31日に大分県では35.6℃、名古屋では33.3℃、東京都心では31.6℃を記録し、全国各地で最高気温を更新した。5月29日には中国北京市で41.1℃を記録しており、その暖気が蛇行する偏西風に押されてきたものである。
6月3日には上空の暖気と高気圧の影響で西日本から北海道の広い範囲で気温が上がり、北海道音更町では全国最高の37.8℃となり、1924年7月に帯広市で記録した道内観測史上最高気温と並んだ。
気象庁は「北海道としては30年に1度の異常気象だ」と発表したが、未来の地球環境を考えたとき、今までの常識には当てはまらない異常気象が発生したとしても不思議ではなく避けることのできなものとなるだろう。
大陸からは暖気だけではなく、黄砂やPM2.5などの有害物質も飛来するので、日本国内のすべての生態系に与える影響も懸念される。
5月31日の海水温
5月31日の天気図
爽やかな5月いずこへ
今世紀末の気候変動予測 ― 2014/06/06 22:00
環境省が6日、今世紀末の地域別の気候変動予測結果を初めて公表したとしてその内容がニュースで報じられたので、環境省のサイトで確認しようとしたが見つからず、かわりに「今世紀末の気象」で検索すると同種のサイトが数多くあることが分かった。
報じられた内容は、世界全体で有効な温暖化対策が取られない場合、最高気温30度以上の真夏日が全国平均で年に52.6日間増え、真夏日は東京で現在の約50日間から3〜4カ月間に、沖縄県では現在の約100日間から半年間に増えるという。
全国の年平均気温は最大4.4度上昇し、真夏日は各区域で最大35.1〜86.7日間増加。最高気温が0度未満の真冬日は、北日本で最大33.5〜38.9日間減少するという。このことによって日本の四季の移ろいにも変化が生じ、春と秋の季節が短くなるとされている。
さらに問題なのが、地球規模での人口増加と食料の自給率が大きな問題になってくることは間違いないだろう。日本国内においてはバイオ技術の発展による動植物の科学的な生産体制が主流になるだろうが、後進国における食糧問題は深刻さを増すことになるだろう。
海面上昇はよくわからないがこれも深刻かも‥
温暖化は止まらない
エルニーニョde梅雨入り ― 2014/06/07 13:00
気象庁は5月12日、この夏に5年ぶりにエルニーニョ現象が発生し、秋にかけて続く可能性が高いとの見通しを「エルニーニョ監視速報」で発表。夏にエルニーニョ現象が発生すると、日本付近では太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、梅雨明けが遅く、冷夏・多雨・日照不足になる傾向がある。
エルニーニョ現象とは、赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より高くなる現象で発生海域のみならず世界的な異常気象の原因となる。逆に海水温が下がるのはラニーニャ現象。
前回、エルニーニョ現象が発生した2009年は7月22日にトカラ列島で皆既日食があった年なので記憶に残っている方も多いと思うが、この年の夏は北・東・西日本は日照不足となり多くの地域で梅雨明けが遅れ、九州北部と近畿、東海は梅雨明けが8月にずれこみ、中国、北陸、東北地方は梅雨明けが特定できなかった。
今年の梅雨は、各地で6月の1か月分の降水量を梅雨入り初日で超えてしまった。エルニーニョと蛇行する偏西風が影響しているらしい。予想より激しい梅雨入りとなったものの5月31日発表の週間天気予報でも梅雨入りの様子を感じ取ることができる。
6/7.19:28
6/8.07:13
6/8.07:15
九州(6月2日ごろ梅雨入り)
四国(6月3日ごろ梅雨入り)
東海地方(6月4日ごろ梅雨入り)
関東地方(6月5日ごろ梅雨入り)
6/7.19:03
蛇行する偏西風(6月6日)
6/8補足:ブロッキング高気圧(テレ朝サンデースクランブル)
気象におけるブロッキング現象とは、偏西風などの大規模な風の流れの振れ幅が大きくなり、その状態が長期間続くこと。気圧配置が通常と異なった状態が長期間続くため、長雨や高温、大雪や寒波などといった、いわゆる異常気象を引き起こしやすい(Wikip.)。
天気図(6月6日)
気象衛星(6月6日:水蒸気)
海水温(5月平均)
エルニーニョは冷夏でクールダウン?
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