台風１１号memo ― 2015/07/18 22:00
大雨警戒、愛知は夕方まで（中日新聞災害ニュース：2015年7月17日配信）
台風１１号は１７日朝、岡山県倉敷市付近に再上陸した。北上を続け、同日午後には日本海に抜ける見込み。東海地方では三重県南部を中心に大雨となった。三重県の雨のピークは過ぎたが、台風の速度が遅いため愛知県は１７日夕まで、岐阜県は１８日昼前まで雷を伴う激しい雨や土砂災害への警戒が必要だ。
名古屋地方気象台によると、三重県大台町宮川では１７日午前３時までの１時間に、５３・５ミリの非常に激しい雨が降った。１５日午後１時の降り始めから１７日午後１時までの総雨量は６９７・５ミリ。７月の平年の降水量の２倍に上った。
台風の北上に伴い、大雨の中心は岐阜県に移る。同県美濃地方では１８日昼にかけて１時間に６０ミリの雨が予想され、滝のように降る所がありそうだ。１８日午前６時までに予想される２４時間降水量は美濃地方で３００ミリ、同県飛騨地方と三重県で２００ミリ、愛知県で１５０ミリ。
気象庁によると、台風１１号は１７日正午現在、鳥取県米子市付近を時速１５キロで北に進んだ。中心気圧は９９２ヘクトパスカル、最大風速は２３メートル、最大瞬間風速は３５メートル。風速２５メートル以上の暴風域はなくなった。
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