火星と海王星の大接近2017/01/01 20:30

大晦日は少し雲が多かったので星空は諦めて紅白歌合戦を楽しんだが、元旦の夜空は穏やかだった。 共通データ:α55+Kenko63-540,iso400
 
  
火星と海王星が大接近(アストロガイドブラウザ2017参照)
 
1月上旬(1月1日15時37分:火星が海王星の南00°01′を通る)、夕方から宵の南西の空に見えている火星(1等星)が海王星(8等星)と大接近している。最接近は1月1日で、その間隔は0.1度未満となる。これは、北斗七星の柄に位置する有名な二重星ミザールとアルコルの間隔よりも小さい。海王星の明るさは約8等級で、双眼鏡や小型の天体望遠鏡でも見えるが、火星のほうが7等級(約600倍)も明るいので火星を眩しいと感じてしまうほどだ。また、周囲には微光星も多く、一見しただけではどれが海王星か判別しづらい。星図をよく確かめて海王星を見つけよう。
 
 
◆参考:角度につて‥この日の月は約00°30.5’‥火星と海王星は00°01’

角度(分):角度の単位としての分(ふん, minute (of arc), MOA)は、1度の60分の1の角度である。0.5°=0°30’

角度(秒):角度の単位としての秒(びょう、arcsecond, second of arc(SOA))は、分の60分の1の角度である。時間における秒の用法から転じたものである。1秒は1度の3600分の1。
 
アストロガイドに描かれた0.5°の円の大きさは、月の直径とほぼ同じ‥
 
2017.01.01.18:07 月齢3.1 13s
 
 
2017.01.01.18:50に実写した火星と海王星の画像 6s
 
 
 
ピクセル等倍トリミング 
 
 
最接近から3時間後なので‥00°03’って感じかな?
 
 
二重星ミザールとアルコルの間隔よりも小さいということは‥こう思ったり
 
 
?星が大接近なんだけど‥これが正解のようだ^^。
  
  
画角確認用の月の写真:ピクセル等倍トリミングでスケールチェック
 
  
月の視直径(国立天文台)2016.12.31の翌日だから‥約00°30.5’
 
 
2017.01.01.18:15 ロケーション
 
 
2017.01.01.18:10 金星(-4.3等)8s
 
 
天文ボランティア有志からの贈り物:バラ星雲
 
  
               @高根展望台

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