内惑星について…2009/01/17 22:47

内惑星について…

太陽系には8個の惑星があり、惑星の中で地球より内側にある惑星…水星と金星を内惑星といいます。

水星の公転周期は88日。金星の公転周期は225日。地球の公転周期は365日です。内惑星と外惑星では、地球から見た見かけの動きや形の変化…月のような満ち欠けがあり大きく違います。地球から見て太陽と同じ方向にあるときを「合」といいます。太陽の向こう側を「外合」、内側を「内合」といいます。

外合を過ぎた内惑星は太陽の周りを反時計回りに移動し、太陽の東側に見えるようになり、日没後の西の空に見えるようになります。「東方最大離角」のころには夕方の西空に半月の形で明るく輝くようになります。このころの金星は「宵の明星」とよばれます。望遠鏡で見ると形の変化を観察することが出来ます。

「内合」を過ぎると夜明け前の東の空に見えるようになります。「最大離角」のときが一番高度が高く…水星で18~28度(楕円軌道のため)、金星は46度ほどになります。外惑星とは違い、一晩中見ることは出来ません。

惑星の分類には、個体の大地を持つ「地球型惑星」と、ガス体の「木星型惑星」という分け方もあります。地球型の惑星は…水星・金星・地球・火星…です。木星・土星・天王星・海王星はガス体の惑星になります。

外惑星について…2009/01/17 22:50

外惑星について…

太陽系には8個の惑星があり、地球より外側にある惑星…火星・木星・土星・天王星・海王星を外惑星といいます。

地球の公転周期は1年、火星の公転周期は1.9年、木星は11.9年、土星は29.5年です。内惑星と外惑星では、地球から見た見かけの動きや形が大きく違います。外惑星は内惑星のような満ち欠けはありません。地球から見て太陽と同じ方向にあるときを「合」といい、太陽と反対側にある時を「衝」といい一晩中観察することが出来ます。

外惑星は、地球から見た太陽からの離角が90゚になる時を「矩(く)」といい、東に90゚離れた時を「東矩(とうく)」、西に90゚離れた時を「西矩(せいく)」といいます。東矩のころには夕方に南の空で観察しやすく、西矩のころには明け方に南の空に見ることが出来ます。

惑星の公転速度は内側のものほど速いです。外惑星は地球と同じ方向に公転していますが、地球の公転速度が速いため、追い抜く時に逆回りしているように見えます。地球が外惑星を追い抜いていく時に、徐々にその動きが鈍くなり、一時静止します。これを「留」といいます。「留」が過ぎると今度は東から西に向かって移動を始めます。これを「順行」に対して「逆行」といいます。

惑星の分類には、個体の大地を持つ「地球型惑星」と、ガス体の「木星型惑星」という分け方もあります。地球型の惑星は…水星・金星・地球・火星…です。木星・土星・天王星・海王星はガス体の惑星になります。