史上初!探査機の彗星着陸2014/11/14 20:00

 欧州宇宙機関(ESA)は日本時間の13日午前1時すぎ、火星と木星の間にある「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(すいせい)」の核に探査機ロゼッタの子機フィラエが着陸したと発表しました。

 探査機ロゼッタに搭載されていた子機のフィラエは、12日午後5時半すぎに彗星まで約20キロに接近したところでロゼッタから分離され、ゆっくり降下していき着陸に成功しました。

 彗星は「汚れた雪だるま」と呼ばれ、核は砂や岩石が交ざった氷と考えられています。日本の探査機『はやぶさ』が砂粒を採取・回収した「イトカワ」などの小惑星と同様に、太陽系が約46億年前に誕生してからの過程や地球の水、生命の起源を探る手掛かりになると期待されています。
 
 チュリュモフ彗星は長さ約4キロと「イトカワ」より大きく、アヒルのおもちゃのように頭部と胴体から成る複雑な形をしていました。着陸地は頭部先端にあり、「アギルキア」と名付けられました。計画ではフィラエはバッテリーが持つ約2日半にわたり、表面を掘って内部の物質を分析するなどの探査を行う予定です。(時事通信 11月13日(木)1時10分配信 参照)

 
 
 
 


 
 
  
 
 

 
 
 
 
 
              欧州宇宙機関(ESA)


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