大陸誕生の謎を解くNスペ2015/08/23 22:00

2015年8月23日にNHKスペシャルで放映された貴重な映像です。地学の教科書に反映されるまで時間がかかりそうなので、その一部を掲載することにしました。地球を知る上で欠かせない情報となることでしょう。

海上保安庁、環境省、林野庁、東京都、JAMSTEC、産業技術総研、東京大学地震研究所、首都大学東京、神奈川県立生命の星・地球博物館などが協力し、小笠原自然保護官事務所、アジア航測、日本アビオニクス、JAXA/PASCOが資料提供をしています。多くの税金が投入されていますね。

2013年にその姿を現した西之島新島は2年を経とうとした今年も引き続きその大きさを増しており、地球上に大陸ができる過程を知る上で人類史上初となる観測が行われています。大陸ができる過程において、マグマから吹き上げられた成分がマントルより重いと沈んでしまい大陸は形成されることはありませんが、マントルより軽い成分であれば大陸が形成されるとされています。

西之島から採取した溶岩(岩石:地殻=地球のかさぶたのようなもの)の成分を調べた結果、マントルより軽い成分である安山岩でることが解りました。

イメージ
採取地点 
西之島全容 

2013年11月(海上保安庁)西之島新島誕生の映像

成長の様子
 
 
 

溶岩流の様子
 
 
 
 
 

来年度の教科書には間に合いそうもない‥それまでの間はNHKサイトで!



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