バックビルディング現象とは2017/07/10 21:00

バックビルディングとは、線状降水帯の形成・維持過程の1つであり、線状降水帯の移動方向に対して(今回(2017.07.06九州豪雨)の場合は東に移動)後方に(今回の場合は、西側)、新しい積乱雲が次々と形成され、その積乱雲が線状降水帯と併合することで長時間維持される過程です。この場合、積乱雲が風下に移動しても、新しい積乱雲が風上に形成されるので、強い雨が長時間継続し、大雨がもたらされます(防災科学技術研究所サイトから一部引用)。

高さが15kmを超える積乱雲については‥7月7日の夕刊で報じられたが‥バックビルディング現象については‥10日の早朝のニュースで解説された。

参考になるサイト

 防災科学技術研究所(三次元降水分布のアニメーションあり)