アイソン彗星ほぼ消滅2013/12/03 21:00

NASAは12月2日(日本時12月3日)に、その後のアイソン彗星の画像を報じた。僅かな望みを抱いていただけに、お昼にこの画像を見たときは愕然とした。もう観察することは不可能なのは誰が見ても一目瞭然だろう。

         NASA Investigating the Life of Comet ISON


      SOHO HOTSHOTS



夕方には国立天文台からのコメントも出た。コメントの内容には「今後明るくなる見通しはなく、12月5日の明るさは天の川の1/5以下」としている。国立天文台の情報を基に観察していただけに残念だ。


12月はこの星図を基に観察を続けていこうと計画していたが、終了宣言か?


ホントにガッカリしたのは天文学者や天文ファンだけではなく、関連書籍を扱っている本屋や彗星観測ツアーを企画していた旅行会社、双眼鏡などを扱っている光学機器メーカーなどだろう(11/29に放映されたNHK画像より)。



HSCで撮影されたアイソン彗星。ハワイ現地時間11月5日の明け方(日本時間11月5日23時~24時頃) 撮影、観測波長は760ナノメートル(iバンド)。画像の上が北、左が東で、視野の直径が1.5度角。

2013.11.05 超広視野主焦点カメラHSCが捉えたアイソン彗星

すごかったのにね‥コメットISON‥

      誰もにコメットハンターになる夢を与えてくれてありがとう‥
        
              SOHO/NASA,国立天文台,NHK 参照