十条山地福寺と十条富士神社2021/06/05 18:00

真言宗智山派寺院の地福寺は、十條山東光院と号します。地福寺は、京都の御室御所仁和寺の僧経邦上人が、伊豫公(奥州征伐後の康平6年1063年に伊予守に任官した源頼義)に随行、奥州征伐後も当地に留まり、康平年間(1058-1064)に創建したといいます。当寺は日光御成道に面していることもあり、将軍家の日光社参に際しては、しばしば休憩所として利用され、寛政年間(1789-1800)には江戸幕府より寺領12石の御朱印状を受領していました。
 
昭和20年の東京大空襲により当寺も罹災したものの、第69世三輪照宗大僧正が中興、第70世照峰はイラワジ河会戦地のミャンマー・サガインヒルに日緬山竪琴寺を開山創建し、ミャンマー児童の教育・自立に尽力しています。
豊島八十八ヶ所霊場28番札所、北豊島三十三ヶ所霊場3番札所です。
 
 
 
迫力満点?戦火に耐えた樹齢約300年@十条山地福寺
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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