プチ爆弾低気圧と地震の朝2013/11/10 21:00

急激に発達する低気圧を「爆弾低気圧」といったのは今年1月のこと。そのときは急速に発達した低気圧が寒気を引き込み、首都圏では7年ぶりの大雪となり、交通機関はマヒして雪による負傷者は1500人を超えた。10日の東京は荒天ではなかったが、今回も低気圧の通過とともに強い冬型の気圧配置になって寒気が流れ込み木枯らしが吹き荒れることになるのだろう。



10日の朝は久しぶりの地震で、体感震度3~4だった。2011年の大震災の後で、国の地震調査委員会は今後30年間に70%の確率で起きると予測しているマグニチュード7級の南関東の地震が誘発される可能性があるとして注意を呼びかけた。でも、やっぱり忘れたころにやってくるのが地震なのね。




そして、最大瞬間風速90メートルを一時記録するなど、今年発生した台風で最大級の強さとされる台風30号は、8日フィリピン中部に上陸し、現地では高潮と大雨による洪水や土砂崩れなどが相次いで発生し、レイテ島などは壊滅状態となり死者・行方不明者が1万人以上になるのではないかと心配されている。インフラが麻痺し正確な情報が得られるまでには相当な期間を要するだろう。