ダブル白紙撤回!? ― 2015/09/01 22:00
今年はダブル台風が多発しているが、こんなところんもダブルの風が吹いた。
まず、ひとつ目の風が吹いたのは7月17日午後、安倍晋三首相は2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設計画見直しを正式に表明した。
首相は東京五輪組織委員会会長を務める森喜朗元首相と官邸で会談後、記者団に対して「現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す。そう決断した」と語った。
首相は遠藤利明五輪相と下村博文文部科学相に新たな計画づくりに着手するよう指示し、これを受け下村氏は「コンペをやり直す。半年以内にデザインを決める」と述べた。
新競技場は巨大な2本のアーチが特徴のデザインで、基本設計では総工費を1625億円としていたが、建設資材の高騰などから総工費が2520億円にまでふくらみ、見直しを求める声が高まっていた。
イメージ画像はNHK時論口論サイト参照
2013.09.08に放映された映像
今は取り壊しだけ‥建設のメドはなし
そして、今日、7月に発表されたオリンピックエンブレム(ロゴ)に盗用疑惑が広がる中、国民の支持を得られないとして、デザイナー(佐野氏)が取り下げたこともあってオリンピック組織委員会はこれを白紙撤回した。
デザインの選考過程の背景にもグレーな部分が多すぎると批判も多かった。選考に費やされた数千万円という損失に対して誰も責任をとろうとしない組織委員会の体質ににも批判が高まってきている。
グーグルの入力フィールドに画像をドラッグすると画像検索ができるらしい‥
似てる‥と騒がれたベルギーのデザイナーが作成した元画像との比較
ベルギーでの裁判は係属中
佐野氏が無断転用・盗用したその他の画像(1)
佐野氏が無断転用・盗用したその他の画像(2)
佐野氏が無断転用・盗用したその他の画像(3)
などなど‥類似ものは数え切れないかも‥らしい‥
たくさんパクってました‥ 残念で情けない‥と‥国民の声が聞こえる‥
博報堂や選考委員会との癒着は謎のまま‥
ガッカリはここまでにしてほしい‥
消えた ふたつのデザイン‥
でも、明日になれば、みんな忘れてしまう‥
星座から見た交通死亡事故の特徴 ― 2015/09/02 23:00
愛知県警が星座から見た交通死亡事故の特徴を公式ホームページで公表しました。これについては賛否両論のようですが、イラストがカワイイと評判です。

以下ウェブサイトからの引用です‥愛知県内で発生した過去10年間(平成17年から平成26年)において発生した死亡事故を、各星座ごとに飲酒・高速道路・自転車・歩行者別の発生状況・月・時間ごとの発生状況を分析し、特に注意してほしい部分についてまとめたものであります。
スーパーエルニーニョと越境台風 ― 2015/09/04 22:00
9月になって初めての台風は、180度経線以東で発生したハリケーンが越境してきて台風17号となった『越境台風』と呼ばれるもので、今年は台風12号に続き今年2回目です。
9月1日の時点で、太平洋上には一つの台風と三つのハリケーンが発生しておりハリケーンの進路にあるハワイ諸島では大きな災害に対しての警戒が必要な状態になっているようです。
このように多くのハリケーンが発生する一因には海面水温の上昇があり、今までにないスパーエルニーニョ現象を発生させる要因ともなっており、これに伴う気候変動が注目されています。
8月14日AFP通信によると、米気象当局は8月13日に今年始まったエルニーニョ(El Nino)現象が、ここ65年で最強レベルになる可能性があるとの予測を発表しました。
エルニーニョ現象は、赤道太平洋の海面温度が上昇すると起きる現象で、世界各地に豪雨や干ばつをもたらすもので、今年のエルニーニョ現象は3月に始まり約1年続く見込みとされています。
米海洋大気局( NOAA)気象予報センター副部長は8月13日、この傾向は依然として続く見通しだと発表し「今年のエルニーニョ現象は1950年以降で最強水準になる見込み」と述べました。
以下Bloomberg9月3日(木)3時44分配信分の記事を引用
赤道太平洋で強いエルニーニョ現象が発生し、世界の天候に影響を及ぼす可能性が高まっている。オーストラリア気象庁が1日発表した最新リポートによれば、今回のエルニーニョは1997-98年以来で最も強い。97-98年のエルニーニョは50年に調査を開始して以来で最強だった。
赤道太平洋の水温と気温が上昇することで知られるエルニーニョ現象は、南米に集中豪雨をもたらすほか、東南アジアで干ばつを招き、ハリケーンシーズンの大西洋で強烈な暴風を引き起こす。エルニーニョ現象は12-1月がピークとなるため、この時期に影響が集中する。
コモディティ・ウェザー・グループ のマット・ロジャーズ社長は「巨大エルニーニョ現象はこの先、大きな影響をもたらすだろう」と述べた。米国を襲う冬の嵐はエルニーニョによって抑制される可能性がある。また干ばつの激しいカリフォルニア州には雨や雪をもたらす可能性がある。
太平洋:旬平均海面水温(8月下旬の海面水温)
太平洋:旬平均海面水温(8月下旬の平年差)
NASAのGOES-Westは9月1日、太平洋上で同時に4つの大型ハリケーンが勢力を拡大している映像を撮影することに成功した。今回、GOES-Westが撮影した4つのハリケーンは、左からTyphoon Kilo、 Hurricane Ignacio、 Hurricane Jimena、そしてTropical Depression 14Eとなる。この内、最初の3つについては既にカテゴリー4の超大型ハリケーンに成長していることが確認されている。
The Joint Typhoon Warning Center (JTWC) : 2015年9月1日にハリケーンKiloが越境してきて台風17号となり、その進路と今後の進路予想
台風17号の進路予想
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の進路予想(9月11日頃接近)
2015.09.04:天気図(日本列島には秋雨前線)
2015.09.04.18:00:気象衛星画像
2015.08.05.18:00:風の流れ(700hp)
2015.09.06.15:00:気象衛星画像(秋雨前線が長く続く)
2015.09.06.15:00:台風17号進路予想
2015.09.06.21:00:台風18号のたまご
2015.09.07.03:00:台風18号発生
2015.09.10.03:00:ブロッキング高気圧で台風はゆっくり北上
2015.09.11.18:00:台風17号はこのあと熱帯低気圧になるが‥
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