カノープス観望会@師崎20172017/01/29 10:00

週間天気予報では曇りマークだったが、当日は3月の陽気で穏やかな晴天となった‥しかし‥気温が上がったことなどで‥大気中の水蒸気量が増え‥天気予報的には晴れでも白っぽい空となった。NEX-5フルスペクトル仕様で記録。
 
2017.01.23 週間天気予報
 
2017.01.28 当日の天気予報
 
2017.01.28 予想最高気温:3月の陽気(21時の気温は3℃)
 

諸崎に到着早々‥金星の光が水面に反射して‥幻想的な光景を目にした‥。
 
2017.01.28.20:30 火星(1.1等)と金星(-4.5等)
 
2017.01.28.20:41 火星(1.1等)と金星(-4.5等)
 
2017.01.28.20:48 冬のダイヤモンド
 

カノープスについて(アストロアーツ参照

カノープスは-0.7等級の白い恒星で、その明るさはシリウスの-1.5等級に次いで恒星として全天で2番目です。しかし、あまりに南寄りの空にあるため、北半球の多くの地域(特にヨーロッパ)では見ることさえできません。比較的緯度が低いエジプト、メソポタミア、インドなどでは観察することができたため、結果としてその存在自体は太古から知られていました。

古代中国の政治的中心地となった黄河流域(現代の西安など)では、カノープスは南の地平線すれすれに現れる奇妙な赤い星として知られていました。見えるときもあれば見えないときもあることや、縁起の良い赤い色であることなどから、中国ではカノープスを「南極老人星」や「寿星」と呼んでいます。

南極老人とは、日本の七福神の寿老人あるいは福禄寿の元になった神様で、長寿をつかさどるとされてきました。そのため、この星を見ることは縁起が良いとされ、とくに、一目見ると寿命がのびるという話が有名です。ちなみに、東京や大阪などの緯度は古代中国の中心地とほぼ同じなので、当時と同じ感覚でカノープスを見ることができるかもしれません。
 
カノープスの南中高度
  東京  東経139度34分/北緯35度41分 約2度
  名古屋 東経136度52分/北緯35度11分 約2.5度
  鹿児島 東経130度37分/北緯31度53分 約6度
  沖縄  東経127度26分/北緯25度59分 約12度
 
2017.01.28.21:08 NEX-5+16mm
 
2017.01.28.21:25-35 NEX-5+16mm+Fisheye
  
2017.01.28.21:36 NEX-5+16mm+Fisheye
 
2017.01.28.21:41 NEX-5+16mm+Fisheye
 
2017.01.28.21:45 NEX-5+16mm+Fisheye
 
2017.01.28.21:55 NEX-5+16mm+Fisheye
 
2017.01.28.21:59 NEX-5+16mm+Fisheye
 
2017.01.28.21:00天気図
 
2017.01.28.21:00気象衛星(水蒸気)
 
ロケーション
 
            @愛知県知多郡南知多町師崎

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